『京友禅体験工房』

息子と「丸益 西村屋」へ行って来ました。
友禅染は元禄時代に扇面絵師・宮崎友禅斎が考案した技法とされています。
現在は、型紙を用いて染色する「型紙友禅」と、手描きで染め上げる「手描友禅」に分けられます。


こちらでは、型紙と刷毛を用いる「摺込友禅」という技法で、私はスマホケース、息子はペンケースに作品作りをすることにしました。何百種類もある型紙の中から、四枚を順々に重ねて完成させる四枚型の絵柄を選びました。刷毛に染料をとり、ペーパーの上でのばしてから、型紙に摺り込むのですが、力を入れず円を描くようにするのは、なかなか難しかったです。二枚目、三枚目と型を交換して重ねていくと、だんだん最終的な絵柄に近づいていくのが楽しくなってきました。完成して濃淡(ぼかし)がつくれていると、とても綺麗で感動しました。

「丸益西村屋」さんは、明治三十八年、初代西村松之助が手描友禅を業として以来100余年間、和装の染色一筋に京の街で携わって来られたそうです。当医院も京都西京極この地で開業30年、地域医療に携わってまいりました。人生100年時代、当医院も100年目指して地域医療に貢献できればと思っております。みみ・はな・のどでお困りの方は京都市右京区阪急西京極駅近くの堀部耳鼻咽喉科医院まで。