ドロップスクリーン検査とは
アレルギー原因迅速同定機器ドロップスクリーンの特徴
- 特定原材料である鶏卵・牛乳・蕎麦・ピーナッツ・海老・カニなどを含め41項目検査可能
- 0歳の方から簡単に検査
- 注射器使用なし
- 保険適用
ドロップスクリーンで調べることのできる項目
ドロップスクリーン検査結果例
ドロップスクリーン検査方法
- 指先から採血を行います。注射器は使いません
- 結果が出るまで30分お待ちください
- 医師と一緒に検査結果を確認し治療方針を決定します
- お一人様30分の検査で複数の方の同時検査はできません。
- お時間の関係上、当日検査できない場合は後日予約の上来院して頂きます。
- あらかじめ検査予約することもできます。
食物アレルギーについて
「検査結果が陽性=食物アレルギー」ではありません。食べると症状が出る食物を除去することが基本です。摂取した食物が原因となり蕁麻疹・湿疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。
体にとっての異物を排出するための一つのメカニズムです。日本では、小児期に最も多い食物アレルギーは鶏卵によるもので次いで牛乳、あと大豆・小麦・米を加えたものが5大アレルゲンといわれています。
3歳までは卵・牛乳が約6割を占めており、小学生では約1割減少、大人では約6割減少と年齢とともに変化していきます。反対にエビ・カニ・魚類・貝類・果物などは年齢とともにアレルギー発症率は上昇傾向にあります。
食物アレルギーの治療は正しい診断に基づいて食物除去を行うことがポイントとなります。
アレルギー原因迅速同定機器であるドロップスクリーンでは、花粉症などの吸入系・その他19項目、食物系22項目を合わせた41項目を調べることができます。年齢の変化や個人個人でアレルギーの原因は異なります。原因を特定することは大切ではありますが、アレルギーの診断は医師が総合的に判断します。自己判断を行わない様にしましょう。
早期発見!
早期発見が大切な理由は年齢とともに次々とアレルギーの病気が形を変えて現れることがあるからです。その変化をアレルギーマーチといいます。子供のアレルギー疾患発症の一般的な順番はアトピー性皮膚炎に始まり、気管支喘息・アレルギー性鼻炎が前後して生じることが多いとされています。
4人に1人の子供がアレルギー性鼻炎・低年齢化する花粉症。5歳までの発症は4割と言われています。 そのためにも医療機関で診断を受けて、適切な治療や対策をとることが今後の生活に大きく関わってくることになるため、アレルギーマーチを考えると早い段階でアレルギーの原因を特定し安心安全な生活をおくれる様にしてあげることが大切になります。
2つのアレルギー検査
検査結果までの時間の目安
検査当日、ドロップスクリーンは30分後に結果をお伝えできます。
採血による検査は5日後以降に再度御来院していただくことになります。
価格
価格は全て保険適応です。
各種保険、乳幼児医療・京都子供医療など異なります。
例)3割負担の方、検査代のみ4,290円
検査方法の選択
当医院では3つのアレルギー検査の方法があります。どの検査が適しているか医師とご相談ください。