ダニによるアレルギー性鼻炎でお悩みの方に
ダニが原因となっておこるアレルギー疾患で、
主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの辛いアレルギー
症状を伴い、
その症状によって日常生活のさまざま場面で影響を
及ぼすことがわかっています。
舌下免疫療法(ミティキュア)の専門医が治療を行います
舌下免疫療法(ミティキュア)の治療の概要や期待される効果、副作用についてわかりやすく 解説します。ぜひお気軽にご相談ください。
ダニが原因となっておこるアレルギー疾患で、
主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの辛いアレルギー
症状を伴い、
その症状によって日常生活のさまざま場面で影響を
及ぼすことがわかっています。
舌下免疫療法(ミティキュア)の治療の概要や期待される効果、副作用についてわかりやすく 解説します。ぜひお気軽にご相談ください。
ミティキュアは、ダニを原料とするエキスから作られたお薬で、少量から服用することによって体を慣らし、ダニによるアレルギー性鼻炎の症状をやわらげます。服用開始前に、ダニによるアレルギー性鼻炎の確定診断が必要です。また、アレルギー症状の有無にかかわらず、毎日、長期に渡り継続して服用する必要があります。
最初の1週間は3300JAU錠を、2週目以降は10000JAU錠を1日1回1錠、長期間にわたり継続して服用します。初回の服用は、医師の監督のもと行う必要があります。
ミティキュアによる治療では、次のような効果が期待されます。
1日1回 1錠
最初の1週間は3300JAU錠(黄色のラベル)を、
2週目以降は10000JAU錠(ピンクのラベル)を服用します。
服用開始日、服用予定日をあらかじめ記入してください。 *服用し忘れた場合、日にちを書き直しましょう。
家族の居る場所や日中の服用が推奨されます。
小さなお子さん等は、保護者等の管理下で服用することが推奨されます。
激しい運動、アルコール摂取、入浴などは避けてください。
服用を中止する場合、自己判断で中止せず、必ず医師に相談してください。
服用を長期に中断した後再開する場合、必ず医師に相談してください。
いずれの場合も、決してその日の分より多くを服用しないでください。異常が認められた場合、直ちに医療機関を受診してください。
他の人に使用させないでください。
次のような症状があるときは、ミティキュア服用前に医師に相談してください。
*小さなお子さん等、症状や口の中の状態を判断できない場合は、保護者等が確認した上で医師に相談してください。
ミティキュア服用後、次のような副作用が現れるおそれがあります。
服用後少なくとも30分間、
服用開始初期、
は特に注意してください。
など
*アナフィラキシー
医薬品などに対する急性の過敏反応により、医薬品投与後多くの場合30分以内で、蕁麻疹などの皮膚症状や、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然のショック症状(蒼白、意識の混濁など)がみられる。
皮膚の症状
蕁麻疹、そう痒感、紅斑、皮膚の発赤などの全身的な皮膚症状(医薬品の投与数分から通常は30分以内に、初発症状のことが多い)
消化器の症状
胃痛、吐き気、嘔吐、下痢など
眼の症状
視覚異常、視野の狭窄など
呼吸器の症状
声がかれる、鼻がつまる、くしゃみ、喉のそう痒感、胸のしめつけ感、咳、呼吸困難、呼吸の音がゼーゼー・ヒューヒューする、チアノーゼなど
循環器の症状
頻脈、不整脈、血圧低下(ふらつきやめまい)など
神経の症状
不安、恐怖感、意識の混濁
上記のような症状が現れた場合、直ちに医療機関を受診してください。
*小さなお子さん等、症状が判断できない場合は、保護者等が確認した上で、直ちに医療機関を受診してください。
循環器の症状
・頻脈・不整脈・血圧低下
呼吸器の症状
・声がかれる・喉のそう痒感・胸のしめつけ感・咳・呼吸困難・呼吸の音がゼーゼーヒューヒューする・チアノーゼ
消化器の症状
・持続する胃痛・持続する嘔吐
特に上記のような症状が1つでもあてはまる場合、救急車を要請するなど、迅速な対応が必要です。ご家族も注意してください。
ミティキュアによる治療中も、症状の原因となるダニを減らすことが大切です。アレルギー性鼻炎の症状がひどい場合、医師の指示に従い、アレルギー治療薬などを使用してもかまいません。鼻炎の症状やお薬の使用状況などを日誌にまとめ、受診時に医師に確認してもらいましょう。
治療のほか、以下の方法を参考にして室内や寝具のダニの除去・回避を実施しましょう。
ていねいに掃除機がけをする
掃除の目安
布張りのソファー、カーペット、畳はできるだけやめる
ダニを通さないカバーをかける
寝具を干す
干す目安
部屋の温度・湿度を調節する
調節の目安
シーツやカバーは、まめに選択をする
選択の目安
寝具の掃除機がけをする
目安
上記内容で、ご不明な点、わからないことがあれば、医師にご相談ください。
*アレルゲン免疫療法は減感作療法とも呼ばれます。
スギ花粉症や舌下免疫療法(ミティキュア・シダキュア)(アレルゲン免疫療法)について詳しく解説したホームページ 「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」 もぜひご覧ください。