子供に多いのどの病気
症状としては、急に高熱がでて、のどの痛み、頭痛、吐き気等を訴えられます。
症状としては、急に高熱がでて、のどの痛み、頭痛、吐き気等を訴えられます。
最近、急に高熱がでて、のどの痛み、頭痛、吐き気等を訴え来院され、検査をすると溶連菌感染症陽性のお子さんが多く見られます。
のどをみると、扁桃腺が腫れて赤くなっています。この扁桃炎はいろいろの病原体によっておこります。その中で溶連菌による感染があります。この感染症は3歳〜10歳位に多く風邪に似た症状があり、抗生剤がよく効くためかえって不十分な治療に終わってしまうことがあります。しかし十分な治療を行っておかないと、リウマチ熱や腎炎を誘発するケースがあります。
溶連菌感染症、こういった病気の引き金になるため、溶連菌感染症と診断された場合は、医師の指示通り完治するまで薬の服用が必要な疾患です。
当院では、溶連菌感染症であるか診断する為に、咽頭のぬぐい液により約 10分位で判定できる検査キットを使用しています。
この疾患は乳幼児から学童期に多いと言われていますが、大人の方もかかる可能性は十分にあります。似たような症状のある方は早めの受診をおすすめします。